合気道セラピー研究会は、日本の武道、合気道と心理療法を組み合わせ、有効な心理療法を開発しようとする研究会です。お悩みを抱えたクライエントの皆様と実践していくことで、合気道セラピーの有効性を検討しつつ皆様のお悩みの解決にも貢献できることを目指します。研究途中の心理療法のため一人当たりの金額もお安くしております。痛みをともなうことはありません。体力や運動神経も必要ありません。心理療法である以上、うまいへたも気になさる必要はありません。武道としての合気道から、こころに貢献できるであろう要素のみ取り出して応用します。
合気道は他者からの攻撃に対し、それ以上の力で対抗して勝とうとする武道ではありません。攻撃に対し、負けることもなく反撃することもなく防御するのでもなく、調和することで攻撃を攻撃ではないものに変えてしまいます。そのような境地では自他が一致して感じられ、柔らかくかつ力強いエネルギーに満ちた充実した関係が成り立ちます。それはこれまでの心理療法が目指してきたものと同様であると考えます。悩みやストレスというのは、人のこころの内部から自分を攻撃してくるものと言えるのではないでしょうか。合気道の稽古と心理臨床の現場を経験するうちに、合気道の体験と理念をこころの悩みに対して応用できないかと思いつきました。悩みやストレスを滅ぼし勝とうとするのではなく、調和することで、悩みは悩みでなくなり、こころの癒しや成長、自己実現につながっていくのではないかと考えています。日本の武道のこころへの可能性を探り、新しい心理療法を作っていきたいと思っています。
*研究会は集団での実施となります。個別での合気道セラピーの実施を希望される場合は、しらかば心理相談室の通常のお申し込みをお願いします。
<対象となる主な心理的問題>
人生上の悩み、人間関係の悩み、職場等への不適応、トラウマ、自傷行為、情緒不安定、うつ・不安・強迫
等の気分や感情の問題、アダルトチルドレン、パーソナリティ(性格や行動上)の問題、心理的問題が身体
に出ている状態、HSP、その他こころが関連している悩み。
(合気道セラピーについての説明や解説等は、今後ブログや本ページに追加していきます。ぜひチェックしてみてください。)