まずは、苦しい気持ちにもかかわらずこのブログを見てくれて本当にありがとう。
きっと、今、本当につらくてつらくて、どうしようもなくて、ただただ苦しいのでしょう。
もう親も友達も先生もカウンセラーも、だれの言うことも耳に入らず信用できないのでしょう。
でも、あえて少しだけ耳をかたむけてほしい相手がいます。
死にたい気持ちのままでかまいません。体を丸めたままでかまいません。心臓に手をあてて、そのこどうを感じてみてください。・・・そして、呼吸をしている肺がふくらんだりしぼんだりするのを感じてみてください。
あなたの心臓は死にたいと言っていますか?あなたの肺は死んでもいいと言っていますか?
あなたの死にたい気持ちは、うそじゃないしまちがってもいないのでしょう。自分にしかわからない苦しみにさいなまれたとき、死にたいと思うのは当然です。
それでも、あえて言います。死にたいのは心と頭、大脳だけの判断ではないですか?
心、頭、大脳がいくら死にたいと言っても、心臓は止まりません。肺も止まりません。胃も肝臓もぼうこうも、小腸も大腸も、生き続けようとしています。みんなその役目が本当に終わるまで、生きるつもりで動いていませんか?
死ぬ前に、心臓たちの気持ちを聴いてみましょう。心・頭・大脳が死ぬと決めたことに、みんな納得してくれるでしょうか?いっしょに死んでいいのでしょうか?
あなたの身体は多くのつながりによって生きています。実は、こころもいろんな心の集合でできています。
同じように、社会でもいろんなつながりがあって生きています。死にたいほどのつらさは、その一部なのかもしれません。ほかの多くのつながりの声を聴いてみましょう。一人でその声を探すのがむずかしいようなら、私たちカウンセラーもいっしょに探します。声をかけてください。