
2月22日は猫の日。私も飼っていたことがあり、もう猫ちゃん大好きです。
さて、猫を見ていると、ふと、ストレスへの対処法を自然にやっているなぁという気がしました。そこで、今回は猫の行動から、私たち人間にも参考になるのではないかというものを考えてみました。 猫が先生になるので、敬意をこめて‘猫さん’と呼びます。
① マイペースでいく
猫さんはかなりマイペースな生き物です。気を遣いすぎたり、仕事や学校や他人のペースに流されすぎるとストレスがたまるもの。猫さんを参考に、自分らしく、自分のペースを大事にしましょう。
② 居心地のよい場所を見つける
猫さんは、部屋のなかでも、野良さんの場合は外でも、自分が安心できる居心地のよい場所を上手に見つけます。私たちも自分が居心地の良い、自分らしくいられる場所を見つけましょう。すべての場所が居心地よいというのは無理ですが、そういう場所を一つでも確保できるとよいですね。
③ よく眠る
猫さんは本当によく眠ります。しっかりと睡眠をとることは、身体の健康だけでなく、心の健康、ストレスの対処にもとても大切です。
④ ストレッチする
猫さんはよく、う~~~ん、と、のびの~~びをしています。ストレッチは心身をリラックスさせるよい方法です。勉強や仕事、対人関係につかれたら、ストレッチしてゆったり呼吸しましょう。だれかに話すことも、心のストレッチになります。
⑤ たまに甘える
猫さんはマイペースですが、ごはんがほしいときやさびしくなると、ごろごろにゃ~と甘えてきます。悩みがあったり気分が落ちこんでいるときは、他人に頼ってみましょう。
文豪、夏目漱石は、猫の視点から人間をみて、小説『吾輩は猫である』を書きました。猫や、別の生き物を参考にしたり、その視点から人間や自分を見てみるのも、視野を広げストレスを軽減する良い方法になるかもしれませんね。

*本ブログのイラストは、
拙著『学校では教えないスクールカウンセラーの業務マニュアルー心理支援を支える表に出ない仕事のノウハウー』
からダウンロードできるイラストを使用しました。
イラスト担当は神白かどや様です。