ムーミン論 · 27日 5月 2020
ようやく主人公ムーミントロールについての考察です。ムーミンはシリーズを通じ、まじめで繊細、傷つきやすい、空想好き、自己中な子どもから、自分の価値観の否定を通じ傷つきながら成長して、癒し手となっていきます。 写真はトーべ・ヤンソン生誕100周年に訪問したムーミンワールドでのムーミントロールです。
合気道セラピー · 23日 5月 2020
合気道セラピーとマインドフルネスの類似点を書きました。マインドフルネスでは、つらい感情や体験に対してそれをコントロールしたり拒否したり抑圧するのではなく、「アクセプランス」つまり「受容」することを勧められます。それは、つらい感情や体験を「歓迎」することと言われます。攻撃を歓迎することは合気道の技の本質だと思います。例として短刀を使った技で紹介します。自分の内部からの攻撃であるこころの悩みや苦しみには、マインドフルネス同様、合気道もとても参考になります。 (写真は当相談室で使っている短刀です。)
文化論、心身論、書評 · 06日 5月 2020
“テレワーク疲れ”という現象があるようです。それは「相手の感情がわからない。」「さぼっていると疑われないか?」「きちんと評価されるか?」という心配からのストレスで、オンラインの特徴と雑談不足からくるようです。 私は、これは農村ムラ社会の特徴から出ているストレスだと思いました。農村ムラ社会では、①コミュニケーションやおきてを重視する、②順調な時は近所の目を気にする、③ムラに所属することを求められる、という3つの特徴があり、それが保障されないと人は不安になります。 テレワークは農村ムラ社会的とは異なってい形態なので、我々はストレスを感じてしまう。テレワークならではのコミュニケーションをとり、もっと気楽な社会にしていくほうがよいのではないかと思います。
メッセージ · 25日 4月 2020
ーあなたは自然とつながっている存在ですー 自然に接することを自粛しなければならない今、イメージで自然を感じましょう。人間のこころも身体も自然とつながっています。自然に感じた神々しさ、偉大さ、清浄さ、美しさはあなたのこころと身体でもあります。瞑想によってイメージをもつことでそのつながりを感じることができます。外出自粛で自然と親しめない今、瞑想を助けに自分と自然のつながりを感じてみましょう。
ムーミン論 · 16日 4月 2020
ムーミンキャラクターのなかでも大人気のミイについて考察しています。 ミイは神話や昔話、現代の文学や映画、漫画にもよく登場する“トリックスター”だと思います。 <トリックスターとは> <ミイVSムーミントロール> <ミイVSムーミンパパ> <ミイと空想> <ミイの小ささ> <ミイの癒しの力> *写真は、ヘルシンキからタリンへ向かうフェリーの免税店で買ったミイがプリントされたヴィクトリノックスナイフです。
メッセージ · 03日 4月 2020
危機の際に問題とされる「正常性バイアス」と武道でよく言われる「平常心」について考察しました。 武道では「平常心」を持って危機対応の動き=技を行います。「正常性バイアス」は「平常心」で何もしません。「パニック」は過剰に感じ行動します。 「平常心」で危機対処行動>>>>パニック>正常性バイアス 新型コロナウィルスに対して、手洗いをしないことや集団のイベントに参加してしまうのは「正常性バイアス」、買いだめや過剰な不安は「パニック」です。「平常心」を持って対応するのが武道の知恵でしょう。
開業一周年の期に、自分の気持ちの確認や自己紹介もかねて、開業した理由を書きました。 自分の相談室でないと、以下のような不自由さがあります。 1 平日はお仕事をしている人が相談に来れない 2 スクールカウンセリングでは児童・生徒のセラピーをする時間がない 3 合気道セラピー(身体を動かすセラピー)ができない 4 ブログ等の発信が難しい これらを解消するため、自分の相談室を持ちたいと思いました。
発達障害 · 16日 3月 2020
心理療法では、クライエントさんの回復する力、成長する力を信じます。われわれはこころには、それ自体に自ら育ち治す力がある、という信念があります。 発達障害の方のこころの力とは、強い好奇心、認識への強い想い、自分や世界を理解しようとする力だと思っています。内面の構造化理論では、カウンセラーが見立てた彼ら/彼女らの弱点も欠点も伝えていきます。それは痛みをともなうものですが、自分を知ることと他者を知ること、そのうえで環境へ働きかけ、自分と周囲の調和を目指すことが個別で行うカウンセリングのなすべき役割だと思っています。そして自分の弱点や欠点を理解する強さを、私は発達障害の方に見出すことが多いです。それは、あいまいなことが嫌いではっきり理解したい、知識欲・好奇心旺盛という認識への強い意志が彼ら/彼女らにあるからだと思います。その強さを信じることが私の心理療法を支えてくれています。
メッセージ · 09日 3月 2020
休校し外出もひかえて1週間、みなさんへのメッセージです。 1.あなたの感じていることは、大切なものです 2.不安や恐怖を乗りこえるには、情報収集を上手にしましょう 3.外出できないときのすごし方 4.小松左京『復活の日』、カミュ『ペスト』より
合気道セラピー · 04日 3月 2020
ソマティック・エクスペリエンスの提唱者、ピーター・A・ラヴィーン(P.A.Levine)博士のトラウマ論は、合気道との類似点が非常に多くあります。 トラウマはすくんだり虚脱状態になり「戦うか逃げるか反応」を行うことができないと、身体にその準備されたエネルギーが残り、その反応がいつまでも終わらないという状態なのです。それを終わらせるには「震える」「振動する」ということが有効だそうです。 合気道をはじめ、武道は危機状況下でもリラックスして動き続けることを強調します。また、「震える」「振動する」ことも合気道の技や理念にます。 古から伝わる武道にはトラウマにならないための知恵があり、心理療法にも応用できると思います。

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