合気道セラピー · 25日 11月 2020
 近年芸能人の発言も多くなったこともあってか、HSPあるいはHSCが話題になっています。Highly Sensitive Person(Child)の略で、刺激に敏感で繊細、共感力が高い人(子ども)たちのことですね。  HSPの方の繊細さや共感性の高さはむしろ長所でしょう。すばらしい特性です。提唱者のアーロン博士も、その著書で問題点よりも長所を多く記述しています。...
合気道セラピー · 15日 11月 2020
 マインドフルネスのなかの大事な考え方に、「受容(アクセプタンス)」があります。自分が感知していることを、価値判断せず、そのまま受け止めるということです。マインドフルネスではあまり「相手の立場に立つ」ということは言いませんが、合気道をやっていると、「受容(アクセプタンス)」と「相手の立場に立つこと」は1セットあると実感します。...
発達障害 · 31日 10月 2020
 広く知られていますが、発達障害の子どもは、同世代との雑談や遊びのコミュニケーションは苦手です。柔軟に臨機応変にコミュニケーションを変化させることが苦手、自分なりのこだわった趣味がありマジョリティが興味を持つ話題には興味を持てず理解できない、話のテンポやリズムも定型発達の子たちとずれてしまい、お互いにストレスを感じてしまう、などの点からでしょう。  一方、年上のカウンセラーや教師、家庭教師、ボランティアスタッフなどとはうまくいくことがあります。  同時に、年下との関係も大丈夫だったりします。小さい子の面倒をみたり、いっしょに遊ぶときには気が合ったりします。 年上のお兄さんお姉さんは、彼らのペースを尊重してくれるので、付き合いやすい、というのはお分かりかと思います。しかし、年下の子はむしろマイペースだったり、わがままだったりします。発達障害の子にとって、むしろ苦手分野ではないでしょうか。  確かに、小さい子が苦手という場合も多いです。しかし、上記したように、同世代より年下と遊んでいるケースもけっこうあります。その場合、小さい子の自分勝手さや臨機応変さについては、どのようにとらえているのでしょうか?  発達障害とは、発達の偏り、つまり、大人びている面もあれば、同世代と同等な面もあれば、幼い面もある。年上とは発達が先行している要素で付き合い、年下とは幼い面で付き合う、ということもあるでしょう。同世代と比べ理屈っぽい点などは、年上とやり取りするほうが向いているでしょうし、趣味が幼い面などは、年下の子と遊ぶときに向いている、ということでしょう。  もう一つの要素として、年上、年下と付き合うときは言葉使いや役割が決まっているという点もあると、私は感じています。  例えば、人と話すとき敬語を使うべきかどうか?近い世代だと、その判断だけで、発達障害の子は疲れてしまうのです。しかし、年上なら、迷うことなく敬語、丁寧語でよい。日常の雑談で同世代とわいわいやるのは、どういう言葉使いをしたらよいのか、どの程度なれなれしくしてよいのか、わからないのです。年上であれば、敬語丁寧語で、あんまりなれなれしくしてはいけない、と明確なので、その点を悩まなくてよいのです。  年下も、面倒をみなくてはならないという位置づけがわかりやすい。また小さい子が自分勝手であるのは仕方ないという認識があると、許せるようです。  つまり、年上、年下とのコミュニケーションでは、役割や形式が決まっているので、楽なのではないでしょうか。  これは、仕事や学校にも応用できる考え方です。役割を明確にし、余計な雑談や臨機応変さを求めなければ、発達障害の人は、さほどストレスなく役割をこなせるかもしれません。  逆に言うと、小学校や中学校のクラスでは、勉強や学級活動、係活動だけでなく、休み時間もほぼ同世代が集められそこでコミュニケーションをとらなくてはなりません。決められた役割をこなすだけでは、立ちいかないのです。授業は大丈夫だけど、休み時間や給食の時間がつらいという発達障害の子が多いです。  クラスや同じ学年の友だちとうまくいっていない発達障害の子どもも、社会に出れば役割をしっかりこなせれば、文句は言われません。雑談や楽しい会話は、気の合う人、同じ趣味の人、年上年下の人と、やっていければ、充実した人生となっていきます。
ムーミン論 · 19日 10月 2020
 いきなりですが、ムーミントロールは悲恋の少年です。複数の作品を通じ、何度もふられています。彼は感受性が豊かで空想好きなので、少しの手がかりやきっかけからイメージをふくらまし相手に憧れを抱きやすいのです。しかしそういう憧れから始まる恋は成立しないことが多い。ムーミンも悲しい恋を経験していきます。...
文化論、心身論、書評 · 05日 10月 2020
 物語には古今東西、無数の戦士、勇者がいます。今回はマンガ『ベルセルク』(三浦健太郎著 白泉社)と『バガボンド』(井上雄彦著 講談社)という二人の剣士の物語を通じて、意志と自我、祈りについて考えます。それは変化を意図的に起こそうとする心理療法と意図的、意識的であることをやめようとする心理療法の違いにもつながるものです。...
発達障害 · 21日 9月 2020
今回は発達障害の方に信頼される方法を、まだまだ未熟ながら私なりの経験と考えてきたこと、つまり「発達障害の内面の構造化理論」から書いてみたいと思います。 ①声のトーン、表情は穏やかに、急に大声をあげない ②興味、関心を柔軟にもつ ③自分の立場、スタンスを宣言しておく ④指導、説教、助言、問題行動を話題にするときは、最初に宣言しておく ⑤理論武装しておく 以上5つにまとめています。
文化論、心身論、書評 · 02日 9月 2020
 新型コロナ禍のなか、「あまびえ」という妖怪がブームになっていますね。江戸時代の肥後のかわら版が元ネタのようですが、なんだかサインペンで子どもが描いたようなイラスト(失礼?)で、「ああ、日本人って数百年変わらないんだなあ。」と、ほのぼの思いました。新型コロナで落ち込みがちな気持ちを、少し元気づけてもらったようにも思います。...
文化論、心身論、書評 · 28日 8月 2020
 子どものセラピーは対話だけで行われることは少なく、プレイセラピーや箱庭療法、描画法など、遊びの要素を取り入れた手法をとります。その中で、虐待や保護者と関係がうまくいっていない子どもが、「宝探し」と「かくれんぼ」を求めてくることが多い印象があります。(統計的な数字をとったわけではなく、私の感覚だけですが。)...
文化論、心身論、書評 · 19日 8月 2020
 不登校生に簡単な課題を与えると「めんどうくさい。」と拒否されることがとても多いです。...
ムーミン論 · 22日 7月 2020
 最近“ポテサラ論争”というのがありましたが、お母さんというのは本当に大変です!  これまで相談してきたお母さんは、多くの場合、仕事に加え家事、育児、教育、のメイン担当者になっているからです。男性ももっと家事・育児をすべきなんですが、しませんねえ。むしろ夫育(?)もしなければいけなく、さらに女性の負担になっているケースも多々あります。在宅ワークでもお母さんにより負担がいっているようです。  母性の権化のようなムーミンママも、その存在が不安定になるエピソードがあります。パパのわがままから住み慣れた環境から離され、子どもも自立し、パパも自分のロマンで手一杯という状況で、ママもママらしさを失っていきます。  その悩みと癒しの過程を通じ、母親の大変さをその支援の必要性について考えます。

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