ムーミン論

ムーミン論 · 22日 7月 2020
 最近“ポテサラ論争”というのがありましたが、お母さんというのは本当に大変です!  これまで相談してきたお母さんは、多くの場合、仕事に加え家事、育児、教育、のメイン担当者になっているからです。男性ももっと家事・育児をすべきなんですが、しませんねえ。むしろ夫育(?)もしなければいけなく、さらに女性の負担になっているケースも多々あります。在宅ワークでもお母さんにより負担がいっているようです。  母性の権化のようなムーミンママも、その存在が不安定になるエピソードがあります。パパのわがままから住み慣れた環境から離され、子どもも自立し、パパも自分のロマンで手一杯という状況で、ママもママらしさを失っていきます。  その悩みと癒しの過程を通じ、母親の大変さをその支援の必要性について考えます。
ムーミン論 · 04日 7月 2020
空想、想像、ファンタジー、イメージetcを重視する心理療法と軽視する心理療法があります。前者の代表は精神分析、ユング派、認知行動療法、後者の代表は森田療法、マインドフルネス、です。仏教においても、密教と禅の違いがそれに当たります。ムーミンにおいても、空想の功罪について語られるエピソードがあります。
ムーミン論 · 27日 5月 2020
ようやく主人公ムーミントロールについての考察です。ムーミンはシリーズを通じ、まじめで繊細、傷つきやすい、空想好き、自己中な子どもから、自分の価値観の否定を通じ傷つきながら成長して、癒し手となっていきます。 写真はトーべ・ヤンソン生誕100周年に訪問したムーミンワールドでのムーミントロールです。
ムーミン論 · 16日 4月 2020
ムーミンキャラクターのなかでも大人気のミイについて考察しています。 ミイは神話や昔話、現代の文学や映画、漫画にもよく登場する“トリックスター”だと思います。 <トリックスターとは> <ミイVSムーミントロール> <ミイVSムーミンパパ> <ミイと空想> <ミイの小ささ> <ミイの癒しの力> *写真は、ヘルシンキからタリンへ向かうフェリーの免税店で買ったミイがプリントされたヴィクトリノックスナイフです。
ムーミン論 · 26日 12月 2019
 今回はムーミン谷のジェンダー論です。ムーミンパパは父親らしいく、男らしくいようとしますが、それがパパを苦しめます。世間でいう“らしさ”を無批判に受け入れ、自分の弱さを隠すために男らしさにとらわれてかえって自分らしさを失っているムーミンパパが解放されるには、海という自分が理解できない自然との深いかかわりが必要でした。 レインボーファミリーで育ち史上最年少の女性首相を輩出したフィンランドですが、かつてはジェンダーにとらわれていました。ムーミンパパの物語は、それまで信じていた価値観を失う苦悩とそれを乗り越えて癒されていきます。  またDVや教育虐待についても簡単に述べています。  写真は7月下旬、夜10時45分に私が撮影したヘルシンキ大聖堂と元老院広場です。夏は真夜中まで明るいフィンランドでは、昔はランプは秋からしかつけません。物語の冒頭、その点灯時期を決めるのは父親なんだとムーミンパパはこだわっています。
ムーミン論 · 27日 11月 2019
 大ヒットしたディズニー映画、『アナと雪の女王』の続編映画が公開されましたね。ヒロインの一人、エルザは生まれつき触れたものを凍らせる魔法の持ち主でしたが、ムーミンにも同様の能力(呪い)を持って苦しんでいるキャラクターがいます。今回はそのモランというキャラクターのお話しです。ちなみに、モランは女性です。  ...
ムーミン論 · 07日 8月 2019
ムーミンについてのブログ第二弾です。今回はスナフキンについて書いています。
ムーミン論 · 11日 5月 2019
 10連休で行かれた方もいらっしゃると思いますが、埼玉県飯能市にムーミンバレーパークができましたね。フィンランド、ナーンタリのムーミンワールド同様、素朴で自然を感じられるまま展開していってもらいたいものです。...