合気道セラピー

合気道セラピー · 25日 11月 2020
 近年芸能人の発言も多くなったこともあってか、HSPあるいはHSCが話題になっています。Highly Sensitive Person(Child)の略で、刺激に敏感で繊細、共感力が高い人(子ども)たちのことですね。  HSPの方の繊細さや共感性の高さはむしろ長所でしょう。すばらしい特性です。提唱者のアーロン博士も、その著書で問題点よりも長所を多く記述しています。...
合気道セラピー · 15日 11月 2020
 マインドフルネスのなかの大事な考え方に、「受容(アクセプタンス)」があります。自分が感知していることを、価値判断せず、そのまま受け止めるということです。マインドフルネスではあまり「相手の立場に立つ」ということは言いませんが、合気道をやっていると、「受容(アクセプタンス)」と「相手の立場に立つこと」は1セットあると実感します。...
合気道セラピー · 13日 7月 2020
じゃんけんは勝つほうがよい、という習慣にとらわれて、われわれは後出しじゃんけんというゲームで、わざと負ける手を出すということがとても難しいものです。合気道の難しさも、二人が相対するとき、勝ち負けを決するという習慣にとらわれているからだと感じました。合気道の稽古とは、この反射的にしてしまう習慣的な身体の使い方をリセットすることです。
合気道セラピー · 23日 5月 2020
合気道セラピーとマインドフルネスの類似点を書きました。マインドフルネスでは、つらい感情や体験に対してそれをコントロールしたり拒否したり抑圧するのではなく、「アクセプランス」つまり「受容」することを勧められます。それは、つらい感情や体験を「歓迎」することと言われます。攻撃を歓迎することは合気道の技の本質だと思います。例として短刀を使った技で紹介します。自分の内部からの攻撃であるこころの悩みや苦しみには、マインドフルネス同様、合気道もとても参考になります。 (写真は当相談室で使っている短刀です。)
合気道セラピー · 04日 3月 2020
ソマティック・エクスペリエンスの提唱者、ピーター・A・ラヴィーン(P.A.Levine)博士のトラウマ論は、合気道との類似点が非常に多くあります。 トラウマはすくんだり虚脱状態になり「戦うか逃げるか反応」を行うことができないと、身体にその準備されたエネルギーが残り、その反応がいつまでも終わらないという状態なのです。それを終わらせるには「震える」「振動する」ということが有効だそうです。 合気道をはじめ、武道は危機状況下でもリラックスして動き続けることを強調します。また、「震える」「振動する」ことも合気道の技や理念にます。 古から伝わる武道にはトラウマにならないための知恵があり、心理療法にも応用できると思います。
合気道セラピー · 05日 2月 2020
今回は心理療法と合気道における「橋をかける」ことについて書いています。各心理療法でも各症状においても、個人の中で意識と無意識や精神と身体、認知の間、行動と行動の間に「橋をかける」ことが共通して治療的なのだと思います。合気道においても、魂と魄、気をつなぐ「天の浮橋」に立つという表現がなされていて、「橋」のイメージが大切にされています。 心理療法でも合気道でも、個人の内部での「橋わたし」と同時に、個人間の「橋わたし」も大切です。そしてそれが広くあるいは深くなると、世界や自然、宇宙と個人をつなぐものになるのではないでしょうか。
合気道セラピー · 18日 11月 2019
治そうとする、変わろう、成長しようとする方がカウンセリングを受けに来ます。しかし、治そう、変えよう、成長しようという意図的な努力がかえって妨げとなることが多くあります。 これは私だけでなく多くの心理療法家がぶつかってきた問題です。また、多くの武道家も取り組んできた問題です。 今回は私が今の時点でこの問題に出している答えとそれが合気道セラピーに結びついていった流れについて考察しています。
合気道セラピー · 23日 10月 2019
合気道における小指の大切さから、マインドフルネスと合気道セラピーの類似について書いています。小指は「あること(being)モード」、人差し指は「すること(doing)モード」になるのではないかという考察です。
合気道セラピー · 06日 5月 2019
ついに元号が変わりましたね。外では若々しい新緑が萌えているのも相まって、なんだか気持ちも新たになったように思えます。日本人は元号もそうですが、自然の変化に自分たちの気持ちを乗せていくことが得意のようです。自然がサトル・ボディになっているのでしょう。 さて、サトル・ボディ…「悟る・ボディ」ではありません。subtle...